こんにちは、大阪在住の写真家Yuto[X(旧Twitter) Instagram]です。
春の息吹きを感じる桜が美しい季節到来!大阪の桜といえば桜之宮公園ははずせません。
都心にありながら約4.2kmに渡って天満橋まで桜並木が続きます。天満橋の桜は別記事にてまとめているのでそちらをご覧ください。
桜之宮公園は雨の日に行ったものや桜が散り始めの時に行きました。どんな写真が撮れるのか紹介していきます。
最寄駅は結局どこなの問題の答え
毛馬桜之宮公園はかなり広いのでどこから行けば良いのかという話ですが…
もっともオーソドックスな最寄駅は大阪環状線の桜ノ宮駅です。
ただし南側は遠いのでそちら側に行きたい場合は大阪メトロ谷町線の天満橋駅や京阪電車の京阪天満橋駅を使うこともあります。
私のプリセットと著書、そして運営している教室です。
朝散歩の桜之宮公園が美しい
6:00〜7:00ぐらいまでの朝早めの時間の桜之宮公園を訪れてみました。
桜はほぼ満開でどこを見渡しても桜が見えるという状態でした。
桜之宮公園の南端、大川と寝屋川が合体するところ付近です。実は大阪城からもほど近く、徒歩で行けてしまいます。大阪城の桜は別記事にてまとめているので合わせてご覧ください。
川崎橋の上に朝ランしている人がいますね。
ずっと奥まで桜並木が続いているのが見えます。桜並木を朝ランしている人も結構いました。これだけ桜が続いていると走るのも気持ちよさそうです。
自分も川崎橋を渡って対岸へ向かいます。京阪電車が近くを走っているので電車が来たタイミングで1枚。
朝日ならではの柔らかい光が差し込んでいるのが最高です。
先ほどまでと対岸の桜並木。川の両サイドに桜並木が延々続いている光景は圧巻です。
こちら側からも川崎橋をバックにして朝日と桜を撮影。
このまま写真の左側へ行くと桜ノ宮駅方面へ、右側に行くと天満南公園や中之島公園の桜があります。
早朝散歩。やっぱり光も空気感も良いですね。
雨のしっとりした桜も良い
雨は出かける気分がなくなりそうになりますが…桜は雨のしっとりした雰囲気で撮るのも良いです。
また桜の時期は比較的天気がぐずつきやすく、雨も多いのでどうせなら雨も味方にしてしまえるような撮り方ができるようになることが理想です。
雨といえばリフレクション。大雨すぎると水面が乱れるので小雨のタイミングかほとんど降っていない状態で狙うと良いでしょう。
地面がしっとりした桜並木。コントラストが低くのっぺりした雰囲気であるものの葉っぱや道の色がはっきり出ているのは雨ならではです。
川に向かって伸びている桜並木を撮影。欄干を前ボケにして奥へ視線誘導できるような構図を狙ってみました。
桜ノ宮駅付近まで行くとJRの鉄橋があります。ちょうど桜と列車を撮れそうだったのでしばらく待機しているとすぐにやってきました。さすが大阪環状線、本数が多い。
近くで休んでいたやや年配の夫婦が「良いの撮ってってね」と一言。いくつになっても仲睦まじい関係性でいたいものだなと思わせられます。
大きな水溜りはリフレクションが綺麗に写ります。雨も落ち着いてきて雲が薄くなったのか少し明るくなってきました。
しれっと古い建物があってかつ現役で使われていそうなところが大阪探訪のおもしろいところです。
両者は隣接しており結婚式場やレストランとして今も使われています。
桜と電車を何枚か撮影。
桜ノ宮駅のホームからも桜がよく見えました。
晴れの日の桜吹雪も美しい
満開になってから一週間弱程度経つと桜が散り始めます。時折強い風が吹くと大量の桜の花びらが舞い散る光景が吹雪のように見えることから桜吹雪と呼ばれますが、ちょうどそのタイミングで行った時のものです。
地面に落ちた桜の花びらを前ボケにして桜並木と自転車の人を撮影。桜があるだけで色々なストーリー性を考えられたりできます。
桜吹雪になっている瞬間。突然やってくるので常にカメラの電源はいれっぱなしです。
桜吹雪が吹いている中、夫婦がやってきました。まるで歓迎されているかのようです。
こちらも同じく彼らが来た瞬間に大量の桜の花びらが舞いました。なかなか狙って撮れるものではないのでラッキーです。ちょうど道の真ん中を歩いてきてくれているのも良いですね。
撮影機材
さまざまなシチュエーションが撮れるので24-105のように広角から望遠までカバーしているズームレンズはありがたいです。F4でありながらも望遠側にすればそこそこボケさせることもできます。
まとめ
毛馬桜之宮公園は大阪府内の桜スポットの中でも屈指の桜の量です。都心に近いかつ桜並木がずっと続いていることもありドラマチックなシーンが多いのも魅力的。
個人的には大阪城と並んで大阪の桜スポットの中でトップクラスにお気に入りの場所です。