【高槻・南方】夏のエモいイラストのような写真を求めて入道雲を撮影してきた

こんにちは、大阪在住の写真家Yuto[X(旧Twitter) Instagram]です。

青春系のアニメや映画を見ていると爽やかな青空と入道雲と緑が風に吹かれているシーンがありますよね。
ああいう写真を撮りたくて夏はいつも頑張っています。
大阪もとい関西は入道雲ができやすい(見やすい)エリアなので、夏の撮影を見逃すわけにはいきません。

私のプリセットと著書、そして運営している教室です。

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超巨大入道雲と出会えたVol,1

ぼこぼこと湧き上がる雲があちこちに見える日のことでした。
大阪に引っ越してまだ間もない頃です。あべのハルカスの展望台って行ったことないなと思って出かけました。
天王寺駅(JR,大阪メトロ)か阿部野橋駅(近鉄)が最寄りです。

展望台に行くまでのアクセスが難しく感じたので、案内をまとめています。
一番かんたんなルートは阿部野橋歩道橋から2階の展望台行きエレベーターに乗ることです。あべのベアがいるところの近くなのでそれが目印です。

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展望台に到着してまず目に飛び込んできたのはこちらの風景。巨大な入道雲が目の前にある光景は圧巻です。

みるみるうちに雲は発達していきます。

入道雲は成層圏には入れないそうなので、ある程度上に成長すると今度は横に広がり始めます。てっぺんのところから少しずつ横に広がる瞬間をおさめることができました。
ここからうまく横に広がっていってくれるとかなとこ雲になるのですが、思ったような感じに広がらなかったので撤収。

あべのハルカスから降りて、てんしばから撮影。さきほどの入道雲が横に広がってきています。
ここからは入道雲がもっと近くにある時に絵になりそうですね。
他の雲も出てきたので場所チェンジです。

ということでやってきました淀川。南方駅か十三駅で降りれば河川敷にすぐ来れます。
あちこちで大きな入道雲が出ているのでボーナスデーです。

雲の凹凸が細かく見えて立体感を感じられます。手前に大きさがわかるものを入れることで、入道雲の大きさが表現できます。

対岸のマンション群と入道雲。普段はなんてことのない景色ですが、入道雲があるだけで印象ががらっと変わります。
こういう日はスポットライトのように街が照らされたりするのも魅力の1つですよね。

ちょっと場所を変えてビル群と入道雲のコラボ。

さらに阪急電車も加えてコラボ。

夏空と緑を求めて郊外へVol,2

37度。体温より高い気温。そこに滞在しているのはやばいというのが伝わってくる数字です。
ナイアガラのように汗は滴る中、エモい夏を撮りに出かけました。
今回はノスタルジーを感じるような仕上がりにしています。

京都方面に入道雲が出ているとのことだったので、阪急の南方駅から今回の旅はスタートです。

改札をくぐると古いフォントの案内板が。
これから夏のエモさを感じてノスタルジーな写真を撮ろうとしている矢先ということもあり、ワクワクしてしまいますね。

小豆色の塗装に上品さを感じるとともに、車体デザインは少しレトロさを感じます。阪急の車両オシャレでいいですよね。

京都に向かうほど雲が大きく見えるようになってきます。昼過ぎの電車は揺れとともにうとうとしてしまうものですが、この日は空の状況はどんな感じだろうかと窓の外が気になってしかたありませんでした 笑
車内は窓の冊子が降ろされているのでそんなにまぶしくもなく、暑くもなく程よい涼しさで快適です。

到着。高槻でも良かったのですが、ちょっと街すぎるかなと思ったのでもう一駅進んだ上牧駅で下車しました。
発達しかかっている積雲がご立派です。これの進化系が雄大積雲(入道雲)。さらに進化したものが積乱雲となり雷雨を降らせたりします。

一部の積雲は発達してきており、高く伸びてきています。
長いとんがり帽子のようなランドマークがあったのでそれと一緒に撮影。

とりあえず淀川沿いまで出ます。
写真が青っぽいので涼しく感じますが、日傘をさしていないといれたもんじゃないです。

この日傘とても良かったです。ワンタッチで開くし、閉じる。
閉じる時にちょっと力がいりますが、とても使いやすいです。

なんだかんだで大阪。ちょっと郊外に出ても都会ですね。
高槻市の人口っていったいどれだけいるんだ?と思って調べてみたら35万人弱だそうで、自分の出身である三重県で一番大きな都市四日市市の30万人強より多くて驚きです。

夕方になると今度は神戸方面で雲が発達してきたので、帰りがてら十三へ。
上牧と同じようにふたたび淀川沿いへ。
対岸にある雲は影になってたので、灰色になっていましたが、光芒が伸びていて神秘的な光景になっていました。裏後光と呼ぶらしいです。

夕方で下のほうが橙色になってきている中で、真上付近はまだ青空の青色がはっきり残っています。
青色と橙色の組み合わせはまさにアニメのワンシーン。エモくて良いですね。

正面の雲の下の真ん中付近にうっすら灰色の帯が入っているのが見えると思いますが、そこは雨が降っている部分です。

この日は派手な夕焼けでした。積乱雲が赤く染まっているので、時々稲光も見れました。
写真に写っていないのは残念。ささっと動画を回せるような環境にしておきたいなと感じる今日この頃です。

まとめ

2つの入道雲撮影記でした。
今後もまた増やしていく所存ですので、定期的に見にきてもらえれば幸いです。

夏といえば入道雲。街中でも見れることのダイナミックな自然現象の1つです。
35度を超えてしまう日も少なくないですが、窓から外を見て入道雲を撮りに出かけてみてはいかがでしょうか。熱中症対策だけは十分にしてくださいね。

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