大阪を代表する繁華街のひとつ、難波。でも、その裏側にはちょっとした穴場スポットが隠れているんです。
今回は、難波の路地裏を散策して、夜景の美しさに酔いしれてきました。華やかに輝く居酒屋や、派手なネオンなど、都会の繁華街らしい風景が広がっています。
この記事では、そんな難波の写真スポットを紹介しつつ、路地裏夜景を収めた写真もたっぷり公開していきます。
本題に入る前に軽く自己紹介させてください。
Yutoと申します。2010年に一眼レフカメラを買って以来、今日に至るまで飽きることなく撮り続け、2019年からは写真だけで生計を立てるようになりました。
そして2022年10月末に玄光社より「バズる!写真編集術」を出版。編集テクニック本ですが、これまで撮影してきた写真をぎゅっとまとめあげて自分の写真の総振り返りとなりました。
編集テクニックだけでなく編集を前提とした撮影や、編集時の考え方なども記載しています。
そんな感じで写真ライフを送ってきましたが、2022年に大阪にも撮影拠点ができたことにより、大阪とその近郊(関西地方)を集中的に巡るようになりました。
普段はブログ発信や写真のオンラインサロン「エヌピクチャーズ」でメンバーの写真添削や現像レタッチ講座などを行っています。

難波の路地裏ってどんな場所?
一言で難波の路地裏と言ってもその表情は様々です。
石畳の細道が続く法善寺界隈や、ネオン居酒屋が輝く千日前、古民家の雰囲気が残っているお店があればモダンなお店もあり、大阪の新旧が混在しています。


よく路地裏撮影しているのは千日前や道頓堀界隈です。
風情ある路地裏や華やかな居酒屋が多く、まるで街全体がテーマパークのように感じられます。


道頓堀や千日前以外も魅力的な路地裏が多く、難波ならではの雑多でにぎやかな街並があちこちでみられます。
夜になると変わる路地裏の風景
日中は比較的素朴な雰囲気がある難波の街並ですが、夜になると色とりどりの照明が輝き、狭い路地から笑い声が聞こえてくる様は、まるでお祭り状態だと感じられます。

昼間も雑多な雰囲気が魅力的な街並ではありますが、夜になるとその魅力さが何倍にも増しているように感じます。
難波は街全体が夜になると明るく活気あふれるので、毎晩お祭り騒ぎになっているかのような雰囲気です。

日中も結構良い雰囲気を出している通りですが、夜になるともっと幻想的に。

一軒だけほんのり明るい様子も良いですよね。こういうのを勝手に「ぽつんと夜景」と呼んでいます。

看板が多くてごちゃごちゃしている通りも夜になればカラフルでにぎやかです。

赤色の提灯やネオンがサイバー感を増します。
夜景好きにおすすめのスポットである理由
難波ならではの煌びやかな夜景は散策しているだけでも楽しい気分になれます。また、夜景といっても結構明るいので、単焦点レンズ(フルサイズ用のF2.8通しのズームレンズでも良いでしょう)であれば手持ちでも撮影が可能で気軽に夜景撮影ができます。



梅田や中之島の高層ビル群を捉えた夜景や、展望台からの大都市夜景とはまた違った良さを味わえるのが難波の路地裏夜景の魅力といえるでしょう。





均等な間隔で歩いていくのも良い感じ
雨の日は路面にもネオンの光が反射することで、いつもより夜景が派手になってよりいっそう映えます。
出かけるのが少し億劫になる雨ですが、意を決して外に出てみることで、いつもと違う夜景に出会えるかもしれません。
路地裏夜景を撮るなら見逃せないスポット
難波で夜景を撮影する際にいくつか目玉になるポイントを紹介します。
そこら中に良い夜景が広がっているといっても、やはりポイントになるスポットは存在します。
法善寺横丁

一瞬京都か?と思うぐらい風情ある路地裏が大阪のど真ん中にあるというのもおもしろいですよね。
静かな難波の雰囲気が特徴的。
千日前シアター

京都っぽいところがあったと思ったらこちらはアメリカンレトロな雰囲気があるバーです。
赤と青のネオンが素敵すぎます。
道頓堀ネオン看板

あまり大阪に来たことがない人でもこのネオンは知っている人も多いのではないでしょうか。
グリコ看板

大阪 難波(道頓堀)といえばグリコの看板のイメージが強い人も多いはず!よくメディアで出てくる大阪はここですね。
グリコの看板の点灯は日没後30分後から、結構暗くなってからです。
難波夜景撮影の注意点
にぎやかで楽しい雰囲気に満ちあふれる難波ですが、酔っ払いが多いのもたしか。撮影の際は無用なトラブルにならないよう周りの人の邪魔やお店の営業妨害にならないように気をつけましょう。

難波に限らず繁華街での夜景撮影で気をつけていることがあります。
撮影時に心がけていること
- 通行人の邪魔にならないようにする
- お店の営業妨害にならないよう店前で長時間止まって撮影しない
- ラブホテルなどいわゆる夜のお店付近では撮影しない(お店で働いていることやそこに行くことを隠しているお客さんがいるから)
といった感じで基本的には人様の迷惑にならないように撮影を心がけます。
撮影は基本的にそこにいる人たちの生活のワンシーンにお邪魔しているという気持ちで臨むことが、余計なトラブルが減らせると思うのです。
撮影機材
夜景を手持ちで撮影するので、基本的には単焦点レンズです。
また路地が狭いことから24mm広角でも結構良い感じで建物が収まります。
50mmはボケを使ったり、圧縮感まではいかないものの密度が高い感じの路地裏夜景を撮ることができます。
まとめ
大阪を代表する繁華街のひとつである、難波の路地裏を歩いてみました。
梅田や中之島のにぎわいとは違った良さがあり、にぎやかな雰囲気を感じることができました
特に路地裏夜景はとても美しく、写真を撮りながら歩くのが楽しいです。大阪の写真スポットまとめでは、他のスポットの写真も見ることができます。
難波に来た際には、ぜひ路地裏を散策してみてください!