映画風レタッチでカッコ良くなる大阪の巨大建築物11選

こんにちは、大阪在住の写真家Yuto(Twitter Instagram)です。

大阪といえば東京に次ぐ日本で二番目の大都市です。
大都市といえば巨大建築物がいくつもあって、特に梅田〜難波にかけての都心部は巨大だけでなくユニークな建築物も多く、田舎出身の僕からするとそれはそれはもう憧れの的となるわけです。

そんな都会への憧れを表現するために建築物の写真をただ撮るだけではなく、「映画風レタッチ」をすることで、より自分が持っている理想の雰囲気へと近づけることができました。

それではここから実際に撮った写真と建物を紹介していきます。

私のプリセットと著書、そして運営している教室です。

目次

映画風レタッチとは

映画はよく見てみると画面が緑がかっていたり、明るいところは暖色が強かったり、作品によって様々な色味になっています。それに合わせて階調表現も薄暗いものだったり、コントラストがバキバキに高かったりするものがあります。
それを写真に応用することで、自分の撮った1枚が映画のワンシーンのような仕上がりにできます。

で、映画風レタッチのやり方は?ということで
Lightroom Classicだけで完結する映画風レタッチの詳しい工程と解説をまとめた記事をまとめました。

僕が主催するオンラインサロン「エヌピクチャーズ」や単発教室として行っている「オンライン映画風レタッチ教室」ではLightroom Classicと合わせてPhotoshopも使いながら応用的な映画風レタッチも解説していますので、興味のある方はお気軽にお越しください。

梅田

大阪の玄関口です。難波と並んで大阪を代表するエリアの1つで、多くの高層ビルが建ち並び、日本でも有数の繁華街の1つとして知られています。

OSAKA STATION CITY

大阪駅は南北に抜けるコンコースが特徴的であり、ユニークな吹き抜けがフォトジェニックです。
大阪駅に来たことがある人なら大迫力の天井を見上げたことがあることも多いのではないでしょうか。
ということで、天井がカッコよく見える場所を探して撮りました。

梅田スカイビル

梅田スカイビルは173mあり、巨大な門構えになっているユニークな形をしたビルです。
1993年に完成しており、近未来的なデザインをしており完成から30年経った今でも古さを感じさせませんが、近年開発が進む梅田界隈の高層ビルの中では比較的古株となってきました。

この記事の写真に多く見られる映画風レタッチやテキスト挿入のきっかけとなった写真です。

グランフロント大阪

2013年に完成したビルです。実はツインタワーでありこの写真の奥にグランフロント大阪北館というビルがもう一棟あります。
実は梅田スカイビルより6m高く179mの高さがあります。

大阪マルビル

1976年に完成したビルで、梅田の高層ビルの中でもっとも古いものとなります。高さは123m。円筒の直径は約30mあるそうです。
2023年現在、完成から50年近く経ち老朽化、周りと比べての競争力低下が目立ってきたということで、同年夏頃から解体を開始。2030年に建て替え予定だそうです。

結構スリムなフォルムと鮮やかな橙色が特徴的なビルで、梅田で最初にできた高層ビルということで大阪に長く住む人にとっては馴染み深いビルだそう。

淀屋橋・北浜・中之島

梅田や難波と同じく大阪の都心部ですが、両者に比べると存在感が薄め。
やはり他都道府県からの玄関口としての役割があるのとないのとでは知名度が変わるのでしょうか。僕自身も大阪を撮影する前はそれほど意識していなかったエリアです。

とはいえこのあたりも梅田から続く高層ビル郡があり、かなり大都市としての表情が強いです。歴史的にも古い街でこのあたりは大阪城のすぐ側という立地から、安土桃山時代〜江戸時代にかけて世界屈指の都市として栄えていました。

淀屋橋駅

アーチ状の天井と、薄暗い駅構内が魅力的です。こういう場所は映画風レタッチの雰囲気がよく似合いますね。

中之島フェスティバルタワーウェスト コンラッド大阪

中之島フェスティバルタワー ウェストは高さが200mあり、上層部には関西初進出となるラグジュアリーホテル「コンラッド大阪」があることから、国内外から注目を集めています。

ホテルに宿泊しなくても常識の範囲内の利用であればロビーに行くことができます。

大阪市庁舎

シンプルな長方体に均一に窓が並んだ姿は迫力があります。
大阪市庁舎はこれまで建て替え工事を複数回しており、現在のものは4代目となっています。

難波・堀江

梅田と並んで大阪を代表するエリアの1つです。
界隈としての難波は結構広く、テレビなどでよく取り上げられる道頓堀も難波です。梅田ほど高層ビルはないもののユニークな建築物が多いのが難波の魅力です。

なんばパークス

商業施設と都市公園が合体しているという、珍しい施設。難波駅やなんばCITYとも直結しており、難波の中心地の一部となっています。

グランドキャニオンを想像させるようなフォルムと色味ですが、アメリカ人建築家のジョン・ジャーディ氏により地球上の大峡谷をイメージさせる設計だそうで、その雄大な外観は一見の価値ありです。
2014年にはアメリカCNNの「世界で最も美しい空中庭園10選」にも選出されました。

なんばHATCH(湊町リバープレイス)

大阪市の都市構造再編プロジェクト「ルネッサなんば」のウォーターフロントゾーンとして開発され、2002年に完成しました。
八角形の建物が特徴的で、イベントホールとして利用されています。

難波八阪神社

ユニークすぎる大阪のパワースポットとして知られている難波八阪神社。
獅子の口の中に参拝するところがあるのは数多くある神社の中でもここぐらいではないでしょうか。獅子舞台というそうです。大きな口で邪気を飲み、勝運(商運)を上げてくれるのだそう。
見た目もユニークですが、表記も実は”八阪”が正しいのです。

鳥居を見てみるとたしかに八阪神社と表記されています。
外国の方からも人気のようで、平日に参拝しにいくとほとんどが外国人観光客だったりします。

大阪港

大阪港といえば海遊館など全国的にも有名なスポットがあります。
港周辺は比較的綺麗な建物が多く造られる傾向があり、大阪港もそれは同じです。

大阪文化館・天保山

日本を代表する建築家の一人、安藤忠雄氏が手がけた建築物。
かつてはサントリーミュージアムとして運営されていましたが、現在は大阪文化館・天保山となっています。

まとめ

高層ビルだけではなく、ユニークな建築物が多いのも大阪の特徴だということがわかりました。

都市風景、ビル好きの僕としてはようやくやりたいことに近づいた写真郡となりました。
普通の都市風景だと多くの方がすでに撮られていたり、ストリートスナップはおもしろくどハマりしているものの、自分が都市として本来表現したいこととは少しズレがあったのですが、今回の映画風の写真はかなり理想像に近い状態になったかなと思いました。

この記事の写真で使っている「映画風レタッチ」や「テキスト挿入」は色使いや文字同士の余白、写真の構図の組み立て方など様々な要素が絡んできます。
レタッチの工程は別記事にてまとめている他、さらに細かい内容は「エヌピクチャーズ」で講座として開催したりしているので、写真の撮り方やLightroom Classic、Photoshopを使ったレタッチ、ちょっとしたデザインのことなどに興味のある方はチェックしてみてください。

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