こんにちは、大阪在住の写真家Yuto[X(旧Twitter) Instagram]です。
和泉市を代表する公園で、満開の頃には桜トンネルなどもあって大阪の桜名所の中でも人気があるところです。
あいにく行ったタイミングが満開を過ぎたころだったので桜トンネルはすでになかったのですが…結果的には思い入れの残る撮影となりました。
今回の記事では黒鳥山公園がどのようなところかという紹介と、散りかけの桜をどこまで良く撮れるかということに挑戦しています。
私のプリセットと著書、そして運営している教室です。
道中撮った写真
最寄駅はJR阪和線の和泉府中駅か、南海本線の泉大津駅です。
どちらも駅からはバスに乗って芦部というところで下車します。
バス停から徒歩15分ほどで黒鳥山公園です。道中桜が綺麗なところがちらほらあったので撮りながら向かいます。
帰りにバス停まで戻る時に撮った1枚。夕方の光が綺麗です。いかにも日本の道路沿いという感じの光景が広がっていました。
こちらはバス停近くで撮った写真。典型的な郊外の風景。奥に見える電球式の信号が味があって良いです。
田んぼ。桜が散ったらいよいよ田植えの時期ですかね。
半分以上葉桜の中で良い写真が撮れるのか抗ってみた
到着した時はほとんど散ってるわと思ってどうしようかと思いましたが、こういう中でも良い写真は撮れないかなとチャレンジしてみました。結果としては思ったよりも撮れ高があったのでまとめておこうと思います。
先にざっくりとポイントをまとめておくと
・横ワイドにして映画風のような印象にした
・光を味方につける
・少しでも咲いている桜が多い木を探す
といった感じです。細かいポイントは色々ありますがとりあえずこの3つの大枠は抑えておきたいところ。
遠くから見ると少しわかりにくいですが、よく見ると花が散った後の枝が見えてたり葉っぱが出ているのが見えます。
そんな中でどこまで写真が撮れるのかちょっとゲーム感覚でチャレンジしてみました。撮れないと記事が書けないので絶対に撮るという強い意志。
まずは桜がわりとしっかり残っている木を探します。その中でも光が綺麗に当たっている桜がこちら。
道がY字に分かれていて横に広がりが出ているのが良かったです。
上の写真を撮った後に構図をつめて撮った写真。欲を言えばさっきの人がいる時にこの構図で撮りたかったなぁ。
桜がいっぱいついているものの引きで撮ると絵にならない場合は寄ります。夕方の光が当たることでドラマチックな印象になるのでやはり朝夕の光は偉大です。
さっきの写真に比べるともう少し柔らかい光が当たっている桜。やさしさがある写真になりました。
一輪にフォーカスできるのは桜の散り際ならではですね。満開だと束になってしまうのでこういったものは満開になる前後しか撮れません。これからはもう満開じゃないからと落ち込まなくても良さそうです。
黒鳥山公園は新しい桜をちょこちょこ植えているようで、写真のような若い桜が何本もありました。
後々が楽しみな公園です。
桜にスポットライトのような光が当たっていたのですが、そのままだと少し物足らないなと考えていたら人が通っていったので撮影。
ここからは桜じゃなくなりますが、木の幹に当たる光と芝生とのバランス、生え方の間隔が綺麗だったので撮った写真です。
実は撮ったままだと見た時の印象と違ってのっぺりした印象だったのですが、真ん中の木のハイライトを強くすることで全体にメリハリを持たせています。
これは若葉かな?新緑の時期もはじまりますね。
公園の遊歩道を1枚。
余談ですがロンドンは森が多く町全体に公園が多いそうで、こういった小道が多いのかなぁと思うと羨ましいですね。日本もそういったところがもっと増えるといいなぁと思いながら撮ってました。
撮影機材
広角でも比較的寄れるレンズであれば桜ぐらいの大きさの花であれば寄って撮ることができます。ただやはり理想としては135mmのような望遠でかつ寄れるレンズがあるともっと良いなぁという印象でした。
まとめ
散りかけの桜でも無事撮れることがわかりました。特に横長にすることで構図を整えやすくそのままのアスペクト比だと絵にできないところでも対応できるのが良いと感じました。
都市公園であればわりとどこでも使える手段かなと感じたので、他の場所でも散りかけの桜に抗ってみたシリーズとして機会があったらやってみようと思います。