こんにちは、大阪在住の写真家Yuto[X(旧Twitter) Instagram]です。
僕は普段ソニーのカメラを使って撮影をしています。
ミラーレスカメラを扱っている国内大手メーカーとしては最も早くから出しており、レンズラインナップが豊富(純正だけではなくシグマやタムロンなどサードパーティレンズも使える)のが魅力です。
私のプリセットと著書、そして運営している教室です。
Sony α9(ILCE-9)
現在、Sony α9のみを撮影に使っています。
2017年発売当時はソニーのカメラのフラッグシップとして誕生しました。現在は同じモデルクラスの最新機種(α9II)が出ていることと、さらに上位機種(α1)が出ていることもあり、α9は現在ソニーストアでの取扱はありませんが、Amazonなどでは現在も取扱いがあります。
さすがにかつてのフラッグシップモデルとあって、2023年現在も現役カメラとして十分に使えます。
特筆すべきはフォーカスの速さ。
狙いたい被写体へのピント合わせが爆速です。
さらに、AF-Cモードにすることでシャッターを半押ししている間は被写体にピントを合わせ続けるので「電車」「飛行機」「スポーツ」「こども」「動物」など動く被写体も楽々撮影ができます。
Sony FE 24-105mm F4 G OSS(SEL24105G)
とにかくどんな状況でも対応できる万能レンズです。
< ドラッグ(スワイプ)で写真を切り替えられます >
大阪でスナップを撮る時に僕はよく24-105を使用しています。
理由としては構図が自由に変えやすいことと、ストリートスナップだけではなく建築物を撮る時、路地を撮る時など様々な場面でレンズ交換なしで対応できるからです。
広角から望遠域までカバーされているので、レンズ一本で幅広い写真を撮ることができます。
Sony FE 12-24mm F4 G(SEL1224G)
超広角から広角域をカバーしています。
自分の視野よりはるかに広い範囲を画面内に収められることに感動します。
< ドラッグ(スワイプ)で写真を切り替えられます >
高層ビルをはじめ巨大建築物が多い大阪では、広角レンズが大活躍します。
1枚で高層ビルの全貌を画面内に収められてかつ空も入れて余白にすることで余裕ある構図にできるのは魅力ですよね。
Sigma 100-400mm F5-6.3 DG DN OS
中望遠域から超望遠域までをカバーしており、望遠レンズといっても汎用性は比較的高めです。
< ドラッグ(スワイプ)で写真を切り替えられます >
鉄道写真や、街並みの圧縮効果は超望遠レンズならではの光景です。
肉眼ではあまり見られないところまで見えるので、撮るもの全てが新鮮なところが良いですね。
Sony FE 24mm F1.4 GM(SEL24F14GM)
広角なのにボケるというのが特徴。
絞りを大きく開けられることと、最短撮影距離も短いので暗い室内での撮影でも大活躍します。大阪は夜でも街並が明るいので夜景を手持ち撮影することも可能です。
< ドラッグ(スワイプ)で写真を切り替えられます >
大阪ではポートレートや花を撮る時に特に活躍しました。広角なので使いこなすためには、背景選びが大切になってきます。
Sony FE 50mm F1.8(SEL50F18F)
もっともオーソドックスな画角といわれる50mm。
スナップ、ポートレートなどに対応しやすいです。軽量コンパクトであり、値段も比較的安いのも魅力的です。
< ドラッグ(スワイプ)で写真を切り替えられます >
日常スナップなど記録も含めて気軽な感じで撮る時に使います。
撮れる写真も極端な歪みなどがないので安心感があります。
まとめ
近年のフルサイズミラーレス一眼カメラはどのようなシーンでも対応しやすいので、予算感や見た目、実際に触った時の感覚的なところで選んでも良いでしょう。
それらを踏まえた上で、今どのカメラがオススメかと聞かれたら以下の通りに答えます。
カメラに関してはα9がソニーストアで現在取扱がないところを考えると、α7IIIかα7IVがオススメです。
高画素や超高感度を求めないのであれば、この2機種であればどんなシーンでも対応可能です。動画も撮りたい場合は背面液晶がバリアングル式であるα7IVがオススメです。
ひとまずカメラはこの2機種ですね。
そしてレンズはこの記事中で、ズームレンズ3本、単焦点レンズ2本を紹介しました。
ズームレンズは12mmから400mmまでカバーしており、超広角から超望遠までの構図に対応することができます。
単焦点はオーソドックスなものと、広角の単焦点を1本ずつ。
これだけあればスナップや建築、ポートレートに関して不便に感じることはほとんどありません。
これから機材を整えるという方には24-105mmのズームレンズと50mmの単焦点レンズを1本ずつ揃えると良いと考えられます。
24-105mmは極端な撮り方をしなければ比較的どのようなシーンでも対応できます。
50mmも日常的な場面で使いやすいので、はじめての単焦点レンズとして一本持っておきたいですね。写真がボケると面白いので、まずはその感動を味わってほしいです。